海の中を雄大に泳ぐマンタに会いたい
石垣島ではシュノーケリングなどが盛んで、多くの観光客が美しい石垣の海を堪能していかれます。
東京などから友人がシュノーケリングしたいとやってくることも多いのですが、最近はマンタを見たいとやってくる同級生も多くなっています。
ダイビングを楽しむ方にとって会いたい海洋生物といえばマンタ、その大きさは2mから5mといわれ、大きいものになると8mを越え、体重も3トン、海の中で見るとより大きく非常にゆったり泳ぐ姿に圧倒されるのです。
世界最大のエイの仲間マンタは、海の中をまるで飛ぶように移動する姿が美しく、世界中のダイバーが会いたいと熱望しています。
沖縄の場合、場所を選ぶことで「一年中」マンタに会える可能性があるのです。
石垣島のマンタシーズンは夏から秋
石垣島は沖縄本島から飛行機にのって1時間程度のところに位置しています。
この島は、世界的にも有名なマンタスポットがあり、多くのダイバーが世界中からマンタに会いにやってくるのです。
石垣島の観光スポット、川平湾は観光で訪れたことがあるという方も多いと思いますが、この川平湾にはベラ、チョウチョウウオといった魚たちが暮らしています。
ベラ、チョウチョウウオはクリーナーと呼ばれる魚たちで、この川平湾にはこうしたクリーナーとして活躍する魚が多いのです。
マンタは自分の体にどうしてもついてしまう寄生虫などをこうしたクリーナーと呼ばれる魚たちに食べてもらうため、川平湾にやってきます。
寄生虫を食べてもらいに来るマンタの数はざっと300匹ともいわれ、そのため、この時期、石垣島はマンタに会える確率が非常に高くなります。
石垣島でマンタに会える確率が高くなるシーズンは秋から夏にかけて、この時期は一気に10枚から20枚以上のマンタに遭遇することもあるようです。
石垣島で見ることのできるマンタの大きさは、3mから4mくらいが多いといわれていますが、クリーニングしてほしいという目的があるため、川平湾周辺に集まってくれることから、じっくり観察できるスポットとなっています。
冬から春にかけては西表島、竹富島が狙い目
冬から春にマンタに会いに行くなら、石垣島では合いにくくなります。
しかし、竹富島、また西表島などではマンタを見る事が可能です。
西表島は鹿の川中ノ沖というポイントで春からがベストシーズンとなります。
マンタの求愛のシーズンとなるので、珍しい姿を見る事ができるかもしれないです。
西表島もマンタに会えるといわれている島で、サンゴ礁も美しく熱帯魚も沢山いるため、いつでもダイバーたちがたくさん訪れています。
冬から春にかけてのシーズンでも、沖縄の中で場所を変えることでマンタに会える可能性大です。
マンタを見たいという人は次期によって場所を変えてみるといいでしょう。