山形唯一の離島、飛島に行こう

山形の酒田港から定期船に乗っていく島、山形県唯一の離島である飛島は、美しく雄大な自然の宝庫といわれる島です。
確かに山形に離島があるというのは聞いたことがありませんが、この飛島、離島ブーム東医こともあり今注目されている島となっています。
飛島が属している酒田市のホームページを見ると、「日本海の不思議アイランド」と紹介されているのです。

大人気となっている飛島には今多くの観光客が訪れ、また移住される方も多くなっています。
飛島には人を引き付ける魅力があるといわれていますが、その魅力とは何か調べてみました。

飛島ってどんな島？

山形県の酒田市、この沖合39㎞の位置にあるのが飛島です。
日本海上にある飛島の面積は2.7㎞、有人の島で人口は230人ほどといわれています。
三つの集落から形成されているこの島の歴史はかなり古く、なんと縄文時代の遺物も発見されているとされ、平安時代の人骨などが発見されたテキ穴と呼ばれる洞窟が存在するなど、実に不思議な島です。

周囲を対馬暖流が流れているということもあり、山形県最北の地でも平均気温が12度と高い事、また雪も10㎝に達するということが稀とされていて、北の島という雰囲気とは少し違うイメージになります。
春から夏になると野生のイルカが出産のために集まることで知られ、ウミネコの繁殖地としても知られている島です。

イカやトビウオ等、おいしい海産物の宝庫といわれ、またカボスがおいしいということでも知られています。
定期便は1日1便しかなく、酒田港から運行されているので、この島に行きたいという人はしっかりスケジュールを組んでいく必要があります。

移住者が多く今元気いっぱいの島と呼ばれる

移住者が多いということもありますし、島民の皆さんが飛島を盛り上げようと頑張っていることもあり、今非常に元気な島といわれています。
空港近くにあるカフェ、「しまかへ」は、島民の皆さんがカフェのことをカヘというため、この名がついたという何とも可愛いカフェです。

飛島の海で取れるイカを利用したイカスミブラックカレー、鱈の子生パスタなどがあります。
ちょっとお茶したいときにわかめヨーグルトアイスや岩ノリ抹茶アイスなんて食べてくるのも、旅のいい思い出になるはずです。