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【東京】南島の魅力とおすすめスポット

小笠原でも特にきれいな南島

小笠原には様々島があります。
その中でも特に美しいといわれているのが南島です。

南島は父島の南西にあります。
島は無人島です。

もともとは常緑の低木が生い茂っていたのですがヤギの食害によって今の姿になったといわれています。
植生回復のためにヤギの駆除をしたり自然保護のために観光客の入島を制限したりしたことによって今の状態を維持しており、上陸時間は2時間以内で一日当たりの入島人数は100人など独自のルールが設けられ自然を維持しているのです。

南島で訪れたい扇池

南島といえば扇池が有名です。
よくガイドブックにもこの場所の様子が掲載されています。
コバルトブルーの池はいつまでも見ていられるくらい美しいです。

このような色をしているのは池の水質がよいことと砂地が真っ白なことが理由とされています。
砂地が白いのはサンゴが原因です。
池の水がとても美しいのでシュノーケリングをして楽しめます。

扇池を囲むようにして砂浜と岩山が広がります。
砂浜はアオウミガメの産卵場所です。
砂浜に木の棒が建てられている場所がある場合にはウミガメの卵があることを意味しています。

ヒロベソカタマイマイ

扇池からは真っ白な砂丘が広がっています。
この砂丘には不思議な形をした石のようなものがあるのですが、これはヒロベソカタマイマイです。

ヒロベソカタマイマイというのは1000年から2000年前に絶滅をしたといわれていて半化石の状態になって砂丘にたくさん残っています。
見た目には似ていますが中にはヒロベソカタマイマイ以外の化石も残っているので探してみるのも楽しいです。

ただし南島では化石はもちろんのこと動植物や卵は一切採取をすることができません。
手で触れたり持ち帰ったりすることなくあくまでも観察したり写真撮影するだけにしましょう。

南島へはツアーが便利

南島へ行くにはツアーを利用するのが便利です。
現地のガイドさんがいれば歴史や自然のことも知れますしルールを破る心配もありません。

南島に行くには父島から出ている南島半日ツアーが人気です。
それ以外にもイルカと泳いで島に上陸するプランもあります。
ツアーは父島で宿泊しているホテルへの送迎もついているので便利です。

どのシーズンに訪れるのがいいのか

南島は上陸することのできる時期が制限されています。
そのためいつ行くかが難しいです。

ザトウクジラのシーズンは12月から5月です。
もしもクジラに合いたいという場合には2月から5月は遭遇率が高いといわれています。

ただしクジラは野生動物なので天候や自然条件によっては遭遇できないこともあります。
必ずしも遭遇できるわけではないことを理解したうえでツアーに参加をするようにしましょう。