和歌山、白良浜の美しいビーチと円月島
和歌山県の西牟婁郡白浜町にある白良浜、美しい白良浜も有名ですが、ここに高嶋、円月島があります。
本来の名は高嶋、国の名勝指定を受けている離島です。
しかし通称で呼ばれることが多く、円月島と呼ぶ人の方が多いといわれています。
この島は南北に130m、東西に35m、高さ25mという小さい離島です。
島の中央には海蝕によって直系9mほどの穴が開いています。
春分、秋分の時期だけ、この穴の中から夕陽を見ることができ、この夕日を見にやってくる観光客も多いのです。
大潮、干潮の時になると、大人で腰まで海水につかること覚悟であれば歩いて円月島に行くことができます。
円月島周辺の海は透明度が非常に高く、沢山の魚たちが泳いでいるのを見ることができるのです。
とこぶし、うになども豊富で、はたんぽの大群がこの近くに生息しているらしく竿を入れるだけで入れ食い状態となるとして有名なところです。
浸食がすすむ円月島
以前は円月島に行くこともできたようですが、最近は風、波による浸食がひどく崩落が相次いでいるといわれています。
そのため、白浜町は2009年7月から管理者の許可した人以外、円月島に近づかないようにと呼びかけを行っているのです。
2010年に行った調査によると、大きな地震が起きた場合、円月島の穴の上部分が崩壊する可能性がある都市、穴の部分に補強工事を行い補修全体は2014年まで継続し終了しています。
ここでしか見られない美しい景観を守るために市も努力し、今もこの警官を見ることができるのです。
指でハートを作って撮影するのもいい
秋分、春分の季節に多くのカメラマンがこの絶景を撮影にやってきます。
白浜駅から出ているバスに乗って臨界バス停でおりていくことになりますが、車でドライブしたり、バイクでツーリングしてくる人も多く、この時期は賑わうようです。
スタンダードな撮影は、円月島の穴の中に太陽が入った瞬間を狙い撮影するという方法ですが、最近は指でハートを作り、その中に円月島が収まるように撮影するなど、色々と工夫した写真が見られます。
春分、秋分の季節に行くことができなくても、夕日と円月島、指のハートでも十分絵になる写真が撮れるのです。