離島に移住する場合に知っておきたいこと
離島に移住を決めたらまず、移住先を探すことになりますが、この時、なぜ離島に移住したいのか、よく自分、家族の気持ちを確認すべきです。
移住したい場所によって、準備することも違ってきますし、移住先によって何が必要となるのか、違いも出てきます。
出来れば旅行で何度か離島に行ってみて、その上で、どういう所なのかを理解し移住準備を始めるほうがいいと思うのです。
例えばリゾートアルバイトでひと夏、離島の暮らしを経験するなどすれば、その暮らし方なども理解できます。
観光ではなく移住するのだということを頭に入れて、すべきことを行う必要があるのです。
その島、インフラ整備はどう?
島によってインフラが整っていないという所もあります。
最近は離島もかなりインフラ整備が進み、非常に暮らしやすくなっていますが、島によっては、思ったよりもインフラ整備が進んでいないこともあるのです。
日本の場合、比較的充実していると思いますが、暮らしている人が少ない島の場合、そこまで必要ないということで整備が進まないこともあります。
島の中でも済むエリアによってインフラ整備が進んでいないことがあるので、住まいについて、インフラが整っているか、その確認も必要です。
水道、電気、電話、インターネット、現代に楽しく、豊かに生きることを考えるとこれらは必須です。
また、都会とは違い公共交通機関が全くといっていいほど整備されていない、あっても本数がない、そのエリアまでいっていないということがあるので、自動車の免許は持っている方がいいと思います。
バスがなくてもタクシーを利用すればいいなんて思っていると、タクシーも数台しかないという所があるのです。
自動車免許に関しては必須と思っておくほうがいいでしょう。
離島に移住する事のメリットとは
離島に暮らすメリット、第一は美しい豊加奈自然が残っているということです。
都会にいると公園などに作られた自然を見ますが、離島の手つかずの自然は、森、海、川など、香りが全く違います。
美しい自然の中で、騒音もほとんどないので都会から来た人たちの中には、静かすぎて眠れない・・という方も少なくないのです。
時間の流れがゆったりで、朝の気持ちよさ、そして夜の静けさなど、本来であれば当たり前の感覚を持てる生活になります。
また離島に暮らす人たちはとにかく人懐こく、面倒を見てくれるのです。
島というと閉鎖的なイメージがありますが、実は昔から、知らない人が流れ着いたり、海を渡ってきた人が暮らし始めるということもあるので、島の人たちはよそ者を受け入れる文化を持っているという所もあります。
魚を持ってきてくれたり、自分の畑でできたキュウリ等野菜を届けてくれたり、人と人の付き合いが濃いと感じるのも離島ならではです。
マリンスポーツなどが好きな人が離島にほれ込み、住み着いたということもあります。
四方を海に囲まれていて、海が常に身近な存在となっているので、海が好きという人にとってはたまらない暮らしになるでしょう。