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【新潟県】佐渡島の魅力とおすすめスポット

新潟の佐渡島はどんなところ?

東京23区の1.5倍という面積を誇る佐渡島は、アルファベットのZのような形に似ていることでも知られ、非常に大きな島です。
宝の島、日本の縮図ともいわれた佐渡島は、四季の変化に富み、新潟県にあることから積雪が多いのでは?と見られがちですが、実は積雪もそれほど多くなく、訪れやすい離島といえます。

佐渡島の北には1,172メートルの金北山があり、南には645メートルの大地山など産地が広がり、中央には平野も見られ、様々な景色を堪能できる島です。
そんな佐渡島には魅力あるエリアやおすすめスポットがたくさんあります。

京町通で佐渡島の歴史を垣間見る

佐渡島は平安時代から金の産出地として知られ、採掘された金・銀は江戸幕府の財政を支えてきたと記されています。
その金銀山の紹介やエリア内の魅力を伝える施設「佐渡金銀山ガイダンス施設」から旅を始めれば、まち歩き情報や史跡など知ることが可能です。

この地を訪れた観光客の情報発信拠点施設であるこの施設では、映像や絵巻などによって金銀山の歴史を見ることができます。
英語、中国語のガイドアプリも利用できるので、海外の方にもおすすめのスポットです。

佐渡金山繁栄から北前船稼業によって発展した歴史が感じられる宿根木

金山によって発展した島は中世から港として栄え、その後江戸時代には北前船で栄えた島です。
船板を利用した板壁の独特な建築様式がみられる宿根木は、100余りといわれる古くからの民家が立ち並び、当時にタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しめます。

この伝統的な町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区として選定され、このうち3つの民家を有料で見ることが可能です。
当時の暮らしを今でも感じられる施設として観光客にも人気となっています。

佐渡ならではの景色を見られる赤亀・風島なぎさ公園

佐渡島の透明度の高い海を楽しめる赤亀・風島なぎさ公園は、夏になると地元の方々、また観光客に人気の海水浴場があります。
また海水浴場から見ることができる鉄石英の大きな赤い岩は、水津の奇岩として知られる岩です。

その昔、この地の漁師が大しけにあい命を落としそうになった時、大きな亀が表れて、その大きな瓦に乗って港に戻ることができたという言い伝えが残っています。
この亀がのちに赤亀の奇岩といわれるようになり、現在も赤亀大明神が祀られている祠が存在しているのです。

美しく神秘的な姿を見せてくれる乙和池

大平高原から林道を走っていくと今では貴重となってしまった植物群落を見ることができる乙和池があります。
ブナ、ミズナラなどに囲まれた神秘的な池の中には、日本最大級といわれる高層湿原性浮島に、たくさんの苔が生育し苔の美しい緑が印象的です。

この浮島の中央にはハート型の穴が開いており、大蛇に見初められて入水したといわれる美しい娘の伝説も残っています。
山、海など自然をとことん堪能できる歴史ある佐渡島も注目です。

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