癒し深きアートの島「佐久島」でリフレッシュ旅
愛知県、三河湾のほぼ中央に存在する島「佐久島」はアートの島として注目されています。
知多半島と渥美半島に抱かれ風光明媚な島は、癒しを求める方にもおすすめです。
佐久島までは、一色港から定期便が出ており20分程度で到着します。
佐久島は面積173ヘクタール、海岸線が11.6kmあり、島全体が自然の宝庫です。
昔ながらの集落が今も残り、信号機なし、コンビニなしの島は、ゆったりとした独特な時間の流れを感じます。
佐久島がアートの島と呼ばれる理由
佐久島はのんびりとした里山が広がる自然いっぱいの島ですが、島内そこかしこに芸術作品が設置されています。
実はこの佐久島、1996年から島おこしとして芸術作品を沢山設置しているのです。
島に展示されているアートを見に来る人も多く、島ではアートピクニックと題し、島内に展示されているアート作品を見学するスタンプラリーを行っています。
その他、随時アートイベントなども行われているので、それに合わせて訪れるのもおすすめです。
豊かな自然の宝庫 風の音や緑の香りを楽しめる島
佐久島には豊かな自然が広がっており、季節を通じて手つかずの自然を堪能できます。
風に揺られさわさわと音を立てる木々、四季の移り変わりを感じさせる花々、豊かな自然の中でのびのび生きる動植物たちがいっぱいです。
野鳥が可愛い声をたてながら飛び回っている島内をのんびり散策するのもいいでしょう。
美しい海と空、野の花の中にやってくる野良猫たちを見ているだけでも癒されます。
日々都会で忙しく働く方々の心のリフレッシュにも最適な島です。
おいしいものの宝庫!海の幸は特におすすめ
離島ですからもちろん海に囲まれているため、新鮮な魚介を楽しめるのも佐久島の魅力です。
牡蛎、ナマコ、たこ、そして根魚など、島ならではの魚介を楽しめるほか、実はこの島、お野菜がおいしいといわれています。
島の風土と土壌が野菜作りに適しているため、佐久島で育つ野菜は味が濃くおいしいと評判です。
大きなあさりを使った大あさり丼、タコしゃぶなど、ここでしかいただけないグルメがあります。
島の人たちが自給のために始めた野菜作りは現代の島の観光にも欠かせない素材となっているのです。
信号なし スーパーなし コンビニなし だからのんびりゆったりできる
コンビニもスーパーもないと聞くと、なんだか不便と思ってしまいますが、島にいくとそれが魅力になっていることがわかります。
島は車も少ないので信号もなく、あくせくしたイメージは皆無です。
インフラが整っている都会と比較すると確かに不便なのですが、この島で暮らす人たちは穏やかで優しく、ゆったりとした時間の中で生活しています。
何もないところが離島の魅力といいますが、佐久島こそ、そんな魅力をたっぷり持った島といえるでしょう。