沖縄・久高島の魅力
久高島(くだかじま)は、沖縄に数多くある離島の中でも特に人気が高い観光スポットです。
「神の島」とも呼ばれている久高島には、史跡や数多くの御嶽などがあり、パワースポットとしても有名です。
琉球開闢の神である「アマミキヨ」が降臨して作ったとされている久高島には、不思議な言い伝えもたくさん残っています。
ある日、島の石を持ち出したところ、次々と不幸が起こるようになったため、石を島に返したところ不幸が収まったと言う話も伝わっています。
このため、久高島の石や砂、動植物を島から持ち出すことは禁止されています。
久高島の公式観光交流サイトにも「島でのルール」が明記されていますので、出かける前に一読しておくといいでしょう。
同サイトでは島人とチャットすることもできますから、不明点があれば質問してみてもいいかもしれません。
久高島へのアクセス
久高島へアクセスするには、フェリーを使用します。
まず那覇バスターミナルから東陽バス・志喜屋線に乗り、安座真サンサンビーチ入口で下車します。
所要時間は約1時間、運賃は片道780円です。
那覇空港から久高島に直行するのでしたら、那覇バスターミナルまではモノレール「ゆいれーる」を利用するのが便利です。
モノレールの那覇空港駅から旭橋駅までは所要時間約15分、旭橋駅から那覇バスターミナルまでは歩いてわずか3分です。
安座真港からはフェリーと高速船が出ており、フェリーの所要時間は約25分、高速船のほうは約15分です。
運賃はフェリーが片道670円、高速船のほうが片道760円と、それほど変わりありません。
久高島のおすすめスポット
久高島は人口約200人の小さな島で、これといった目抜き通りやコンビニはありません。
島全体が聖地というイメージが強く、特に北端にある「ハビャーン(カベール岬)」は人気の観光スポットです。
壁カベール岬はアマミキヨが上陸したとされる場所で、岬に至る舗装されていない一本道を歩いて行くと、久高島のパワーを分けてもらえるような気分になってきます。
久高島ならではの食事を満喫できる食事処も何箇所かありますので、心を込めて大切にいただきましょう。
「食事処とくじん」では、チャンプルーや沖縄そばなどの定食の他に、新鮮な刺身定食などをリーズナブルなお値段で食べることができます。
とくじんならではの、ウミヘビの燻製で作ったイラブー汁も一度は試してみたい逸品です。
旅行の近くでゆったりとした時間を過ごしたい人には、Rumi’s Cafeもおすすめです。
Rumi’s Cafeには美味しいコーヒーやぜんざい、タコライス、島ドックなどのメニューが揃っています。
久高島の食事をぜひ楽しんでください。