兵庫のハワイ?瀬戸内海の島々の中でも最大の島「淡路島」
世界最長の吊り橋、明石海峡大橋ができたことで交通アクセスも良くなった淡路島は、青い海に囲まれた美しい島です。
瀬戸内海には大小さまざまな島が浮かびますが、その中でも淡路島は最大の島であり、遊びもグルメも堪能できる島として注目されています。
島は淡路市、洲本市、南あわじ市という3つの市で区分されており、島内は海の幸、山の幸などおいしいものもたくさんあります。
淡路島のたまねぎは抜群の糖度があるとして有名ですし、フグ、淡路ビーフなどグルメ目的での旅行にもおすすめです。
やっぱりいっておきたい!うずしおクルーズ
淡路島、瀬戸内海といえば一度は見ておきたいのがうずしおです。
淡路島のうずしおは観潮船で見ることができ、自然にできる迫力のうずしおを間近まで見に行けます。
うずしおクルーズは日本の船で初めて太平洋を横断した蒸気帆船の咸臨丸がモデルとなっているもので、1時間くらいクルーズを楽しめます。
3本のマストが鳴門海峡にぶつかりそうになるんじゃないか?とハラハラも楽しみながらうずしおに近づき、広い視野でうずしおを楽しめるのが魅力です。
うずしおを堪能したいならクルーズを利用するといいでしょう。
平通盛とその妻 従者を祀るお局塚
平安時代の後期、平清盛の甥である平通盛が一ノ谷の戦いで討ち死にし、後を追い瀬戸内に身を投げた妻小宰相之局、従者6名を供養するため作られた、帆の形をした石塔が印象的なお局塚も淡路島の見どころです。
周辺は季節によって様々な花を楽しむことができることでも知られています。
あわじ花へんろの第68番目の札所でもあり、2月下旬にはツバキ、3月下旬にはヤマザクラ、5月中旬にはフジを楽しめるのも魅力です。
尾根ルート、樹林ルートの遊歩道は60分くらいで歩けるので、周辺の景色を楽しみながら散策するのもいいでしょう。
戦国時代をしのぶ淡路国統治拠点となった三熊山、洲本城跡
戦国時代から江戸時代、淡路国統治の拠点となった洲本城跡は当時をしのぶ石垣を今に見ることができます。
城郭は戦国時代の様式が使われており、保存状態がいいことから国の指定史跡、県の指定文化財となっており、景色も素晴らしい場所です。
大手門の南、天守の北、一番奥までいくと紀淡海峡を見下ろすことができ、元気がよければ大阪・堺の市街地まで見通せます。
天守は展望台として作られたものですが、模擬天守閣としては日本最古です。
春になると山全体が美しい桜に覆われ、桜の名所としても有名な洲本城周辺は、公園として整備されています。
周辺には競馬場跡、芝右衛門狸の祠(芝居好きとして有名)など史跡も残されており、この辺りも見どころ満載です。