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離島地域のキャッシュレス化の状況

個人商店やバスは現金のみのところがほとんど

キャッシュレス化の動きは世界的に進む一方です。
特に新型コロナウイルスの流行を受けて、感染症対策として非接触対応が推進され、都市部ではキャッシュレス決済が主流となってきました。
ところが、離島ではクレジットカード決済ができない個人商店などもまだまだ多く、キャッシュレスで生活するためにはちょっとしたコツがいりそうです。

離島の場合、無人温泉の入浴料をメルペイやauペイなどQRコード決済で済ませられる所も増えてきているのですが、クレジットカードが使えないところが多いようです。
路線バスにしても現金しか使えないところが多いので、離島ではある程度の現金を持ち歩かなければならないというのが現状です。

タクシーも会社ごとで異なる

タクシーも会社ごとで異なっており、クレジットカード決済ができない会社も多いです。
空港にタクシーを使って行く場合などは、あらかじめクレジットカードが使えるかどうかを確認しておいた方がいいかもしれません。
たとえクレジットカード決済に対応していても、習慣的にクレジットカード払いを敬遠するタクシーや個人商店などもあるようです。

キャッシュレスを使える施設は増えているが現金は必要

キャッシュレスを使える施設はもちろん増えてはいますが、離島では必ず現金も持参しましょう。
石垣島には銀行・ATMが25店舗前後ありますが、ほとんどは沖縄銀行と琉球銀行ですので、それ以外の銀行をメインバンクにしている人は石垣島に着く前にお金を引き出しておく必要もあるかもしれません。
ゆうちょ銀行も何店舗かありますので、離島生活を始める前にゆうちょ銀行に口座を開いておくのもいいかもしれません。

クレジットカード決済をメインに生活したいのであれば、食料の買い物やレストランでの食事はできるだけ大きめのお店を利用するのも大切なポイントです。
マックスバリュは島内に何箇所かあり、ここに行けばイオン銀行のATMを利用することができます。
また、ファミリーマートなどのコンビニではもちろんクレジットカード決済やQRコード決済が使えますので、心配は要りません。

石垣島以外の離島、例えば竹富島などにはコンビニはありませんので、その日必要なぶんの食費と交通費程度は現金で持って行く必要があります。
不便なのが離島の良さでもあるのですから、便利な生活に慣れきった自分を一度振り返ってみるいい機会かもしれません。
離島の不便さを嘆くよりも、離島でしかできないような素敵な体験をどんどん味わったり、都会では見れない光景を満喫することが大切です。
家族で行けば、子供にとっても一生の大切な思い出になるに違いありません。