沖縄で大きな台風が来たときの対策
沖縄では6月から10月まで、台風の季節が続きます。
強風を伴う大きな台風がやって来ることも珍しくありませんから、台風対策は欠かせません。
まず屋外の台風対策ですが、強風などでものが吹き飛ばされないよう、庭やベランダなどにあるものは家の中に移動させましょう。
物干しざおも、地面に降ろすだけでは風で吹き飛ばされることがあるので危険ですので、家の中に収納しましょう。
屋外に洗濯機を設置している場合は、強風で洗濯機が吹き飛ばされることがあるので、水を満タンにして重石がわりにしましょう。
蓋が開かないように洗濯機カバーをかけ、さらにヒモで縛るなどして蓋が吹き飛ばないようにしてください。
沖縄は強い台風がやって来るので、車が吹き飛ばされることもあります。
雨風をさえぎる駐車場など、安全な場所に駐車しましょう。
屋外に駐車する際は、ガソリンを満タンにして重石がわりにします。
また、車内に雨水が入らないよう、養生テープなどで目張りしておくと安心です。
フロントガラスが破損しないよう、壁などにフロント部分が密着するように駐車するなどの対策をとりましょう。
カバーが風で飛ばないよう、ロープなどでしっかりと固定してください。
室内の対策としては、窓ガラスの破損に注意してください。
窓ガラスが割れないように、雨戸を閉めます。
マンションなどで雨戸がない場合は、窓ガラスに養生テープを×印になるように貼ることで、硝子が飛び散るのを防げます。
窓のすき間から雨水が侵入することもありますので、窓の下に新聞紙を詰めるなどして床などの被害を防ぎましょう。
停電・断水も大切
台風による停電対策も、忘れずに行ってください。
事前に懐中電灯が点灯するかを確認し、交換用の電池を用意して万全を期しましょう。
停電するとテレビが使えないので、ラジオやパソコン、スマホなどから情報を得る必要があります。
バッテリー切れにならないよう、充電しておきましょう。
食料品も、多めにストックしてください。
停電時は冷蔵庫や電子レンジ、などが使えません。
常温で保存でき、加熱しなくても食べられる缶詰やレトルト食品などを備蓄しましょう。
また、オール電化ではコンロも使えません。
カセットコンロがあると、湯を沸かすなど簡単な調理ができるので便利です。
ライフラインに関しては、停電だけでなく断水に備えることも大切です。
沖縄では台風による断水も多く、離島など地域によっては復旧に数日かかります。
洗濯機や浴槽などに、水をためておきましょう。
飲料水用のペットボトルの水も確保してください。
台風直前は食品や水が売り切れることが多いため、日頃から台風を想定してストックしておくと、いざというときに慌てずにすみます。
万全の対策で、台風時でも安全に過ごしましょう。